『古事記』落語、初体験で、心が前に乗り出す

先日、銀座で開催された
古代史のシンポジウムに
参加してまいりました。

三部構成だったのですが、
第二部が『古事記』落語でした。

『古事記』落語、初体験でしたが、
笑いあり、笑いありでした^^

きっと、
『古事記』をよく知らない方も

「この本、おもしろそう!」
「読んでみたい!」

と思っていただけるでは?
と思いました。

少し内容を知っているわたしも、

「次はどうなるの?」
「どんな展開が待っているの?」

と、心が前に乗り出すほどでした。

600名以上の観客を
一気に笑わせられる才能は、
さすが、話のプロですね。

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このシンポジウムも、
お誘いをうけ参加してまいりました。

事前応募の抽選のものでした。

今は、古代史Cafeと
古代史日和(べんきょう会)で、
やることがたくさんあり(シアワセ)、

それから、
古代史活動の原点「邪馬台国の会」もあり、
(こちらは参加するだけですが)

そのほかの集まりの情報を
あまり探せておりません…^^;

なので、お声をかけていただき、
いろいろなシンポジウムや
講演会に出かけられるのは、

とてもありがたいことです。

古代史活動を始めた当初は、
ひっそりと楽しんでおりましたので…

それを考えると、
とても大きな環境の変化ですね^^

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さて、古代史Cafeでは、
古代史日和との特別企画で、

バレンタインキャンペーンを
開催中です♡

日ごろ、古代史Cafeサイトを
ご覧いただいている皆様に
感謝のキモチです。

どうぞ、お気軽にご応募くださいね♪

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【古事記】1300年前を紐解く~大八島国の生成(2)~

古事記が完成して約1300年
その今!!日本人としていにしえの歴史書に触れてみたいと思います。

大八島国の生成(1)もぜひ^^

「古事記って聞いたことがあるけど、よくわからない」オトナ女子の皆さんにも楽しんで学んでいただけるように、少しずつ丁寧に1300年前を紐解いていきます☆

(岩波文庫『古事記』倉野憲司校注を引用、参考に進めていきます)

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古事記は上中下の3巻からできています。

古事記
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上巻—神様の世界
中巻—天皇の話(神様とコンタクトをとっていく天皇)
下巻—天皇の話(中国の儒教の影響が強い天皇)

≪上巻≫

別天つ神五柱
神世七代
伊邪那岐命と伊邪那美命
1.国土の修理固成
2.二神の結婚
3.大八島国の生成ココ
4.神々の生成


▷よむ

【3.大八島国の生成(つづき)】
ここに伊邪那岐命、先に「あなにやし、えをとめを。」と言ひ、後に妹伊邪那美、「あなにやし、えをとこを。」と言ひき。

かく言ひ竟へて(をへて)御合(みあひ)して、生める子は、淡道の穗の狹別島(さわけのしま)。

次に伊豫(いよ)の二名島(ふたなのしま)を生みき。この島は、身一つにして面四つあり。面毎(おもごと)に名あり。

故(かれ)、伊豫國(いよのくに)は愛比賣(えひめ)と謂ひ、讚岐國(さぬきのくに)は飯依比古(いひよりひこ)と謂ひ、粟國(あはのくに)は大宜都比賣(おほげつひめ)と謂ひ、土左國(とさのくに)は建依別(たけよりわけ)と謂ふ。

▷みる~どう訳す?~

●伊豫(いよ)の二名島(ふたなのしま)—四国

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▷さぐる~その背景にあるモノ~

●淡道の穗の狹別島(さわけのしま)—「淡路島」のことで、最初に生まれる島です。

大八島国の生成(1)で書いたとおり、天つ神のアドバイスにより、伊邪那岐命が先に「あなにやし~~」と言い、妹伊邪那美が、「あなにやし~~」と言います。

すると、日本誕生☆☆

最初に淡路島ができました。

▷もう一度よむ

【3.大八島国の生成(つづき)】
ここに伊邪那岐命、先に「あなにやし、えをとめを。」と言ひ、後に妹伊邪那美、「あなにやし、えをとこを。」と言ひき。

かく言ひ竟へて(をへて)御合(みあひ)して、生める子は、淡道の穗の狹別島(さわけのしま)。

次に伊豫(いよ)の二名島(ふたなのしま)を生みき。この島は、身一つにして面四つあり。面毎(おもごと)に名あり。

故(かれ)、伊豫國(いよのくに)は愛比賣(えひめ)と謂ひ、讚岐國(さぬきのくに)は飯依比古(いひよりひこ)と謂ひ、粟國(あはのくに)は大宜都比賣(おほげつひめ)と謂ひ、土左國(とさのくに)は建依別(たけよりわけ)と謂ふ。

▷現代語訳

今度は伊邪那岐命が先に、「あぁなんて美しいんだ、この乙女は。」と言い、後に伊邪那美命が、「あぁなんてイイ男なんでしょう。」と言いました。

そういう風に言い終えて結婚(性交)して、生んだ子は、淡路島です。

次に四国を生みました。この島は、身一つで顔が四つあります。顔ごとに名前があります。

伊予の国は愛比売(えひめ)と言い、讃岐の国は飯依比古(いひよりひこ)と言い、阿波の国は大宜都比売(おほげつひめ)と言い、土佐の国は建依別(たけよりわけ)と言います。

つ、ついに、淡路島、四国、キタ~~!!

古事記ブログを振り返ると、
たくさん神様が登場して、伊邪那岐命と伊邪那美命がこの国をおさめることになって、結婚して、ヒルコが生まれて流して、淡路島が生まれるまでいろいろありましたね。

しみじみ…

できるだけ丁寧に☆を心がけているので、ゆっくりペースです。

自分でゆっくりやっているのですが、「やっと生まれた」感。

2014年中に生まれてよかったです。

(笑)

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【古事記】1300年前を紐解く~神世七代(1)~

『古事記』が完成して約1300年
その今!!日本人としていにしえの歴史書に触れてみたいと思います。

「『古事記』にチャレンジしたけど、一人では読み進められなかった…」オトナ女子の皆さんにも楽しんで学んでいただけるように、少しずつ丁寧に1300年前を紐解いていきます☆

(岩波文庫『古事記』倉野憲司校注を引用、参考に進めていきます)

『古事記』は上中下の3巻からできています。

『古事記』
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上巻—神様の世界
中巻—天皇の話(神様とコンタクトをとっていく天皇)
下巻—天皇の話(中国の儒教の影響が強い天皇)

【古事記】読む前に知っておきたい10のこと

今日は、上巻の「神世七代」を見ていきます。

『古事記』
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上巻—神様の世界
中巻—天皇の話(神様とコンタクトをとっていく天皇)
下巻—天皇の話(中国の儒教の影響が強い天皇)

≪上巻≫

別天つ神五柱
神世七代ココ
伊邪那岐命と伊邪那美命


▷よむ

読み下し文

【神世七代(かみよななよ)】
次に成れる神の名は、國之常立神(くにの とこたちの神)。次に豐雲野神(とよくものの神)。
この二柱の神もまた、獨神(ひとりがみ)と成りまして、身を隱したまひき。

別天つ神五柱」に引き続き、普段聞きなれない神様の登場です。

▷みる~どう訳す?~

●國之常立神(くにの とこたちの神)—国土の根元になる神。

●豐雲野神(とよくものの神)—国土の根元になる神。

●獨神(ひとりがみ)と成りまして—独りで生まれて

●身を隱(かく)したまひき—身を隠した

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▷さぐる~その背景にあるモノ~

●國之常立神(くにの とこたちの神)—土がにあり続けることを意味していて、日本が永久にあることを表しています。
つまり、この神様がいるから、私たちが住んでいる日本はこれからもずっとあるのだよ、ということです。

●豐雲野神(とよくものの神)—かなが覆っている原野を意味しています。雲はめぐみの雨をもたらし、国土を豊かにするので、豐雲さんは国土の根元の神様なんです。

●獨神(ひとりがみ)—単独で生まれてきた神様を意味しています。男女対偶の神様に対して単独であることを表しています。

この後に登場する神様は皆、男女対偶で、例えばイザナキ・イザナミが有名ですね。

▷もう一度よむ

読み下し文

【神世七代(かみよななよ)】
次に成れる神の名は、國之常立神(くにの とこたちの神)。次に豐雲野神(とよくものの神)。
この二柱の神もまた、獨神(ひとりがみ)と成りまして、身を隱したまひき。

▷現代語訳

次に出来上がった神の名前は、國之常立神(くにの とこたちの神)だった。次に豐雲野神(とよくものの神)だった。
この二人の神様もまた、独りで生まれて身を隠した。

『古事記』の紐解きシリーズ、今日の投稿で3回目です。
1回目2回目もぜひ~)

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『古事記』でわかる古代のプロポーズ

古代のプロポーズは今と違って、名前を尋ねるんだそうです。

「誰(た)が女(むすめ)ぞ。」
-あなたは誰の娘ですか?

そして名前を答えたら結婚をOKしたことになります。

『古事記』を見てみましょう。

ニニギの命が鹿児島県の美人にプロポーズする場面です。

※ニニギの命は神様で、天照大御神の孫です。

「誰(た)が女(むすめ)ぞ。」と問ひたまへば、答へ白ししく、「大山津見神の女、名は神阿多都比賣、亦の名は木花の佐久夜毘賣と謂ふ。」とまをしき。
(『古事記』木花の佐久夜毘売より引用)
現代語訳
「あなたは誰の娘ですか?」と尋ねると、「私は大山津見神の娘で、名前は神阿多都比賣(かむあたつひめ)、またの名前は木花(このはな)の佐久夜比賣(さくやびめ)と言います。」と答えました。

ニニギの命に名前を聞かれて答えているので、木花の佐久夜比賣は、婚姻を承諾したことになります。

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昔の人は親や配偶者しか名前(本名)を知りません。

それだけ名前が特別なモノで、名前を尋ねられて答えるというのは、特別のことなんです。

それにしても、「木花の佐久夜比賣」(このはなのさくやびめ)。

可憐な響きですね☆

「木花」→を表していて、美人を木の花の美しさに例えた名前だそうです。

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【古事記】読む前に知っておきたい10のこと

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【古事記】なぜ古事記が作られたのか?

天武天皇の命令によって作られた「古事記」

古事記が作られた背景について、少し掘り下げて考えてみたいと思います。

なぜ「古事記」が作られたのでしょうか?

それは、王統(統治)の正統性を語るためです。

それではなぜ、王統(統治)の正統性を語ることが必要になったのでしょうか?

1400年前の古代国家にタイムスリップ!

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▷まずは大まかな流れを…
(飛鳥時代~奈良時代の話です)

1)法律の整備をする

2)役人が集まる所をつくる(永田町のような所)

3)制度の整備をする

4)天皇が統治する正統性が必要になった←イマココ!NEW

そこでできたのが国家神話(古事記など)です。

王権の正統性を保証する物語が必要になったのです。

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▷掘り下げます

上記の「大まかな流れ」を少し掘り下げていきます。

1)法律の整備をする

中国から、法律の基盤となる律令(刑法、行政法)を輸入します。

その律令を日本風に整理しながら書物をつくる、内容を改めて正当な形に正す、整理する、内容を改める作業を行いました。

(近江令→飛鳥浄御原令→大宝律令→養老律令)

~~律令系ブログ~~
現代も古代も憎いあいつの話
現代も古代も憎いあいつの話 つづき
【律令税制】崩壊の理由~うまくいかないことには理由がある~

2)役人が集まる所をつくる

法律を整備しただけでは国家は動きませんよね。

それを運用してくれる人がいなければ。

役人たちが集まる場所をつくります。

今で言う永田町のような所です。

初めての都、藤原京の造営。

その後は平城京です。

3)制度の整備をする

法律もでき、役人の集まる都もつくりました。

でも国家を動かすにはこれだけでは足りません。

官僚機構(土地や人々は王の支配に服属するという考え方で人々をまとめるための組織)の整備もします。

ん…わかりにくい…

「天皇家を中心にした感じで支配するから従ってねー!強制だよー!」と押し付ける役をやる組織を整備したってことです。

それから、お金をつくり世の中に流通させます。

戸籍も作成して、租庸調・役(えき)という税を課します。

~~租庸調ブログ~~
現代も古代も憎いあいつの話
現代も古代も憎いあいつの話 つづき
【律令税制】崩壊の理由~うまくいかないことには理由がある~

4)天皇が統治する正統性

法律が整備され、都もつくり、もろもろの制度が整備されました。

それを人びとに強いる(守らせる)正統性が必要になりました。

そこでできたのが国家神話(古事記など)です。

王統(統治)の正統性が必要になり、天武天皇の命令によって作られた古事記。

正統性が必要になったのは、(1)~(3)の流れがあったのでした。

~~古事記系ブログ~~
【古事記】読む前に知っておきたい10のこと
古事記ブログ一覧

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▷まとめ

なぜ古事記が作られたのか?
→王統(統治)の正統性を語ることが必要になったため

王統(統治)の正統性を語ることが必要になるまでの流れは…

1)法律の整備をする

2)役人が集まる所をつくる(永田町のような所)

3)制度の整備をする

4)天皇が統治する正統性が必要になった←イマココ!NEW

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