【古代史Cafe会】ランチ&べんきょう会@銀座-ランチ編-のつづきです♪
いよいよべんきょう会のスタートです(^^)
東京や福岡で講演をされている女性に先生役をお願いしました♪
快く引き受けてくださり、感謝感謝です。
100名200名の方に講演をされていて、著書もあるのですが、今回たった二人のためにいろいろと教えてくださいましたよ☆
テーマは、「神々のふるさと」です。
先に今回のテーマの結論をお伝えしますね。
神々(人格神)のふるさと—それは筑紫の国
古典を素直に読んで、いろんな角度からこの結論に辿りつきます。
1.筑紫の国
2.大和地方の地名と神々
3.神武天皇の祖母・母を祭る筑紫の山河
4.海神(綿津見神、わたつみのかみ)と大山祀神(大山津見神、おおやまつみのかみ)
5.自然神のふるさと
6.まとめ
古代史Cafe会のために資料を作っていただきました!
たくさん!
カラーの写真も!
ポイントを箇条書きでまとめていきます☆
(資料より引用、またはべんきょう会での説明を引用します)
▷1.筑紫の国
○『古事記』『日本書紀』の神話の主な舞台は筑紫の国(大和とは書いていない)
※「筑紫の島」は九州全体。「筑紫の国」はおおよそ福岡県。
○『先代旧事本紀』「国造本紀」では、筑紫の国が一か国になっている一方で、吉備・東海・陸奥方面など数か国の分国状態がみられる。→筑紫の国がまとまったのは早かった。
▷2.大和地方の地名と神々
○神武天皇の由緒のある「岡の水門(みなと)」は遠賀郡岡垣町にある。(大和の「岡」は飛鳥の中心地であるが、神武天皇の伝承はない。)
○『古事記』『日本書紀』『先代旧事本紀』には、筑紫の国から畿内の河内・大和方面の人々の移動が記されている。
○古典に記された神武天皇・饒速日尊(にぎはやひのみこと)の東征などによって、筑紫から畿内へもたらされたと考えた方が自然。
古典を素直に読む楽しさを教えていただきました^^
古事記は偽書、と決めつけるのではなく、まずは読んでみる。
丁寧に紐解く。
すると見えてくるコトがある。
思っている以上に、作り話ばかりじゃないんだなぁと…。
創作されていたり、誇張されていたりする部分もあると思いますが、全部が全部作り物じゃないんですよね。
そして!
講演会のような大人数の場所もいいですが、今回のように、ごくごく少人数で、先生と近い距離で話が聞けるって貴重☆
また、お茶を飲みつつ~なべんきょう会なので、リラックスして楽しく学べました♪
古典を素直に読むと、神話の神々が筑紫→大和の流れを感じられるということで、決してアンチ大和ではありません(笑)
奈良県は古墳もたくさんあるし、古代史好きとしては奈良県も好きです☆。.:*:・’゜
つづきはまた後日更新しますので、よろしくお願いします^^