聖徳太子の業績の中で、今日は特に2つをクローズアップ☆
そして、聖徳太子の性格を妄想・想像してみようと思います。
クローズアップする2つはこれです。
・十七条憲法
・新羅(朝鮮半島)出兵の計画
ほんの少し詳しく見ていくと…(←この表現が矛盾)(笑)
1つめの十七条憲法は、役人の心構えです。
「一に曰わく、和を以って貴(とうと)しとなし、~~~」のアレです。
役人の心構えなので、いわゆる今の憲法とは違うようです。
十七条憲法のポイントだけ。
第一条
和を何よりも大切なものとし、いさかいをおこさないこと。
(古代史Cafe超訳:平和・穏やかさ・協調性を大切にしてね。けんかは、ダメよ~ダメダメ)
第二条
あつく三宝(仏教)を信奉しなさい。
(古代史Cafe超訳:熱い気持ちで仏教を!)
第三条
天皇の命令をうけたら必ず謹んでそれに従いなさい。
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第九条
真心は人の道の根本である。
(ステキなことをおっしゃる)
と、こんな調子で十七条まであります。
これを見ると聖徳太子って、温和でできたお人だったんだろうなぁ。。。と想像します。
が、しかし!
2つめ、新羅(朝鮮半島)に出兵の計画
つまり、戦争をしようとするのです。
「和を以って貴(とうと)しとなし、~~~」と言っていた人が、武力を行使しようとする。
「平和を大切にしてね。けんかはダメよ」と言っていた人が、武力を行使しようとする。
これって、矛盾していませんか?
(一部参考:『逆説の日本史2』井沢元彦著)
つづく