伯父が暗殺されたり、妻が不倫していたり、妻が自殺してしまったり…と周辺が慌ただしい聖徳太子ですが、今日は太子の母親に注目してみます。
暗殺や不倫や自殺などいろいろな事件が起きた後、新たなコトが発覚します。
それは、母親が太子の兄とできてしまって妊娠という。。。
「なにやら、あったみたいですね…」
聖徳太子「そうなんだよ。二十歳前後でこの経験はけっこうきついよ…」
と言ったかどうかはわかりませんが、整理すると、、、
太子の母は後妻でした。
太子の父(用明天皇)と前妻の間には子供がいました。
田目皇子(ためのみこ)と言います。
太子から見ると、兄です。(異母兄)
その田目皇子と太子の母ができてしまいました。
時系列で見ていくと、
太子の父(用明天皇)亡くなる
↓
いろいろな事件が起きる
↓
母が兄との子を身ごもった
という流れになります。
伯父の暗殺や妻の不倫や自殺などで、きっと精神的に参っていたと思うのですが、頼りたい母親もまさかの展開に、複雑な気持ちだったのでは…と思います。
お察しします。
これは、十七条憲法や冠位十二階が作られる前の話です。
聖徳太子「これから期待に応えて活躍するから、もう少し待ってて!」
と言ったかどうかはわかりませんが、聖徳太子の活躍に乞うご期待☆