縄文人と蝦夷とアイヌ人

アイヌ人はあるシンポジウムをきっかけに
興味を持ちました。

昔はアイヌ人が日本列島全体に住んでいた、
なんて聞くと、

縄文時代も好きなわたしは、
やっぱり気になるところです。

講演会やシンポジウムで聞いたり、
古代史好きな人と話したりしていても

「いろいろな説があるなぁ」と
思いますが、

好きなようにあれこれ想像できるのは、
素人には都合がよく(笑)
楽しさにもつながります。

質問をしてみました

「邪馬台国の会」主宰の安本先生に
質問をしてみました。

※「邪馬台国の会」は30年以上続く、古代史の会です


「縄文人と蝦夷とアイヌ人の違いって何ですか?」

————————-
縄文人は、縄文時代に日本列島に住んでいた人

蝦夷は、朝廷に従わない人たち

アイヌは、蝦夷の一部の人たち
————————-

そして、次の疑問。

「アイヌ人の定義って何ですか?」

————————-
アイヌ語を話す人
————————-

端的に答えていただきました。

いろいろな説がある中で、
その輪郭が描けなかったわたしは、
スパーンと違いがわかりました。

ここから、自分なりに調べていき、
一つずつ考えていこうと思います^^

エビスは蝦夷エミシ

出雲大社で有名な大国主命ですが、
大国主命は恵比寿様とも言われています。

そのエビスはエミシが語源で、
出雲勢力は朝廷に従わず、
当時、蝦夷と言われていた
と教えていただきました。

蝦夷というと、東北のイメージがありましたが、
出雲にも畿内にも朝廷に従わない人たちがいて、
蝦夷と言われていたと聞いて、

そうだったのか~!と。

朝廷に従わない人たちは、ほかにも、
熊襲や土蜘蛛がいますね。

顔を見ているだけではわからない

縄文人顔、弥生人顔、というと、
何となく顔が頭に浮かぶと思います。

でも、
「顔、形を見ているだけではわからない」
と言うのは、尾本恵市先生(東大名誉教授)。

DNAを見ると・・・

アイヌ・琉球・本州・九州
多い—————少ない
※Y染色体DNAの多型

アイヌと琉球人が近いという結果です。


遺伝子データに基づく民族集団の系統樹
(『ヒトと文明—狩猟採集民から現代を見る』尾本恵市氏)

こちらの本に載っています。

アイヌと琉球人が近い、というのは、
見た目だけでは想像がつかず、

遺伝子データから見る系統は
新しい発見した気分になります。

実際、わたしは何も発見していませんが・・・(笑)

現在進行形の研究もあるようですので、
その結果を楽しみに待ちたいと思います。

きっかけになった本

アイヌに興味を持つきっかけになった
シンポジウムは、この本の著者の講演でした。

古代史はどれをテーマにとっても
奥が深いので、すぐにこれだ!と
結論を出すことはできません・・・

アイヌ2年目の冬。

アイヌの歴史もじっくりと
学んでいきたいと思うのでした。
 
 
 
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額田王(ぬかたのおおきみ)の難訓歌と女心

絶世の美女と言われる額田王。

飛鳥時代の歌人で、
大海人皇子(天武天皇)の妻となりますが、

その後、大海人皇子の兄の天智天皇の
后妃になります。

その額田王の難訓歌と言われる
解読が難しい歌があります。

それが、こちら。

「莫囂円隣之大相七兄爪謁気
吾瀬子之 射立為兼吾可新何本」

いかにも、難しいそうですね・・・^^;

以前、「邪馬台国の会」で、
この難訓歌がとり上げられ、
そこで興味を持ちました。

歌の読み方

「莫囂円隣之大相七兄爪謁気
吾瀬子之 射立為兼吾可新何本」

莫囂円隣之→しづまりし

大相七兄爪謁気→なせあはずあけ

吾瀬子之→わがせこが 

射立為兼→いたたせりけむ

吾可新何本→いつかしがもと

なぜこう読むのか?

「邪馬台国の会」の安本先生は
当時の歴史、『万葉集』『古事記』
『日本書紀』などあらゆる古典を
網羅されて、総合的に考えて

「こう読むのでは?」と
結論づけています。

あまりにも膨大な作業で、
初心者のわたしはただただ
「すごいなぁ・・・」と
思うばかりですが、

だからこそ、とても腑に落ちるのですね^^

歌の解読

しづまりし
莫囂円隣之→静まりし

なせあはずあけ
大相七兄爪謁気→なぜ[大兄皇子]おはずあけ

わがせこが
吾瀬子之→わが君は

いたたせりけむ
射立為兼→その木のそばに立っておられるのであろう

いつかしがもと
吾可新何本→神聖な樫の木

歌の解釈

額田王の難訓歌の解釈は、
次の通りです。

————————-
静かである。
中大兄皇子にあわず(夜が)あけ、
わが君は、触れてはならない
樫の木(女性)のところに立って
おられるのであろう。

「邪馬台国の会資料 額田王の暗号」より引用
————————-

切ない女心なのでしょうか。

触れてはならない女性とは?

“触れてはならない樫の木”と
表現された女性は、
中大兄皇子(天智天皇)の
妹と考えられています。

中大兄皇子の同母妹で、
間人皇女(はしひとのひめみこ)。

同じ母親の兄妹間の男女関係は、
古代ではタブーで、

中大兄皇子はこのタブーを
おかしていたようです。

さて、額田王は、
どんな気持ちで歌を読んだのでしょうか?

安本先生に聞いてみました^^

額田王はどんな気持ちで難訓歌を読んだのか?

安本先生は、データや古典など
裏づけのないことは発言されないですが、

ざっくばらんな場がありましたので、
聞いてみました。

「額田王はどんな気持ちで
この歌を詠んだのですか?
嫉妬ですか?」

安本先生は・・・

『女性の気持ちはわからないけど、、、
もし(先生が)中大兄皇子だとしたら、

妹の間人皇女の方が血筋もいいので、
そちらを選ぶと思います。』

血筋。
大事ですよね。

安本先生らしい?お答えを
いただきました^^

額田王の本心は・・・?

ここからは、「邪馬台国の会」で
額田王の難訓歌を学んだ後に、

気になって調べたり、
詳しい人に聞いたりしたことです。

額田王というと、

————————-
あかねさす 紫草野行き 標野行き
野守は見ずや 君が袖振る
————————-

が有名で、この歌などは、
「座興」と考えられています。

座興とは、

その場の興を添えるための遊芸・遊戯。
また、その場の一時のたわむれ。

でも、今日紹介した難訓歌は、
座興ではなく、本心を歌っている
と考えて良さそうです。

額田王が中大兄皇子を想う
その心は本心だからこそ、
わからないように
解読が難しい歌を作った

そんな額田王の女心を
想像してみるのでした^^

【古墳】「ついにそのときがきた・・・!」真夏の恐怖体験

ここに行く人、いるのかな??(失礼)
と思うような、
とても!マニアックな古墳に行ってきました^^

古墳時代後期の古墳、
久野15号古墳
(神奈川県小田原市)
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久野古墳は、神奈川県にあるこんな古墳です。

————————————-
久野古墳は、俗に「久野百塚」
「久野九十九塚」などと呼ばれ、

いずれも横穴式石室をもつ高塚式円墳で、
県下でも有名な古墳群である。

戦後かなり破壊されたが、
現存するもの10基、
これはいずれも古墳時代の後期に属するものである。

(案内板より引用)
————————————-

(太字、色文字は古代史Cafe管理人による)

古墳時代と聞いてワクワクしますが、
その入口を見て、

「つ、ついに・・・わたしもこのときが来た」

と思いましたよ(笑)

恐怖vs好奇心

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<古代史あるある>
遺跡や古墳があるところは、時に、
人気(ひとけ)がなく、恐怖

古墳へは・・・

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この入口を・・・

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コワイです!!!

(笑)

真夏とはいえ、夕方だったこともあり、
薄暗くなってきていて、

クモの巣やハチや
何やら出そうな雰囲気が満載です(笑)

でも、せっかく来たので
ここで帰るわけにはいかない!と
勇気をふりしぼって中に入るも。

やっぱりコワイ!

あまりふだん、騒ぐ方ではないですが、
「コワイ!コワイ!コワイ!」と
叫びながら走りました(笑)

途中、後ろを振り返り、勇気の一枚
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そして走ること数十秒。

目的の場所に着きました。

狭いところなので、写真も近いです。

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横穴式石室(復元)
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(わかるでしょうか・・・笑)

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そしてまた試練が。

来た道を戻らなくてはなりません^^;

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この暗闇に入らないと・・・
あちらの世界には行けません。

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行きよりもさらに速く走ります!

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ゴールはもうすぐ!

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渾身の一枚
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枠と名前を入れる以外、加工はしていません。

わたしの恐怖、伝わるでしょうか(笑)

————————————-
(案内板つづき)

小田原市ではこれら古墳のうち、
比較的保存状態の良いものの中から
丘陵上の先端にある大古墳1号とし、

これより西へ順番に番号を付しており、
この古墳が15号に当たるわけである。

この古墳は、昭和33年8月に、
日本大学教授 軽部博士を発掘担当者とし、
日本大学考古学会が久野遺跡調査会の
協力を得て学術発掘した。

調査の結果「舟型古墳」の代表的骨格を
残していることを確認したので、

土地所有者のご厚意により永久保存することとし、
ここにみられるように石室のみを
復元して古墳の石組構造が見られるようにした。

(案内板より引用)
————————————-

(太字は古代史Cafe管理人による)

このあと、
久野1号古墳、2号古墳、4号古墳にも
行きましたが、

ある意味で、一番楽しめたのは
この15号墳でした^^

車が必要ですが、小田原に行かれた際には、
こちらのアミューズメントパーク、
おすすめです。

かなりの確率で、貸し切りです。

古墳のあとは海へ
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それにしても、ホントにこわかった・・・(笑)

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【無料】プレゼント☆感謝のキモチ

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この7月で、古代史Cafe会も15回目を迎えました。

毎回のように
「初めまして」の出会いがあり、

少しずつ、でも濃~く
古代史の輪が広がっていることを
実感します。

ありがとうございます^^

そこで、感謝のキモチをこめまして、
【無料】プレゼント企画を用意いたしました。

<応募期間>
7月14日(木)~7月31日(日)

<当選発表>
8月8日(月)
当選者さまのみに、当選メールを
お送りします。

住所の確認後、発送いたします。

<応募条件>
古代史好きな女性でしたら、
どなたでもご応募いただけます♪

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本を読んだり、歴史のテレビを観たり、
ブログを書いたり、パソコンで調べものをするとき、

好きな飲み物を手元に置いていませんか^^

そんなときに使える
ちょっと気分の上がるピンクの<コースター>
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2枚セット☆

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そして、もう一つ。

講演会や講座や勉強会で使える
<ペンケース>
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お好きな方をお選びくださいね^^

ミシン不使用、オールハンドメイド商品です。
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ご応募は、メールレターから☆

まだつながっていない方とも、
出会えることを楽しみにしています♪

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謎多き女性卑弥呼の館と衣裳をビジュアルで♪

大阪府弥生文化博物館の
<卑弥呼の館の復元>です。

こんなイメージだそうです^^

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(だいたい)中央から

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右サイドから

卑弥呼はどこにいるでしょう??

左側の・・・

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ここです。

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謎多き女性ですので、
復元も顔は見せないという忠実さです^^

この博物館では、
<卑弥呼の衣裳>の復元もありました♪

中国や日本の専門家の指導のもとに、
復元したとのこと。

青銅鏡を掲げています。

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------------
後漢王朝から表着を贈られ、
同時に入手した布で上衣や裳を作り、

卑弥呼は後漢王朝が
後ろ盾であることを
アピールするため、

あえて中国風に表着を
上衣や裳の上に羽織ったという
想定です。

(博物館内 説明版より引用)
------------

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“あえて”中国風の衣装をまとった、
という想定だそうです。

卑弥呼の館の復元ジオラマも
そうでしたが、

『魏志倭人伝』をもとに
考えられているので、

このあたりは、日本側の古典で考えると
どうなのでしょうか??

気になります。

調べてみようと思います^^

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------------
絹製の表着には、さまざまな文様を
刺繍しています。

(同引用)
------------

IMG_4107_300

卑弥呼の写真を4枚撮りましたが、
いい角度で青銅鏡を掲げているので、
顔が全部写っていませんね^^;

情報が少ないので、
卑弥呼像は謎のまた謎です。

なので、あまりビジュアルを考えたことが
ありませんでしたが、

こんな衣裳を着ていたのかな~と、
妄想を楽しむことができました(笑)

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