神様の数え方が「柱」(はしら)のワケ
例えば、古事記ではこんな風に
【別天つ神五柱】
天地初めて發けし時、高天の原に成れる神の名は、天之御中主神。次に高御產巢日神。次に神產巢日神。この三柱の神は、みな獨神と成りまして、身を隱したまひき。
柱(はしら)、柱と出てきますが、なぜ”柱“と数えるのでしょうか??
ちなみに「別天つ神五柱」の読み方は、
別天つ神五柱—ことあまつかみ いつはしら
言われてみれば、へぇ~と読めますが、自発的には…難しい読みですね。
別天つ神五柱(ことあまつかみ いつはしら)とは、”特別な神様五人“という意味です。
さて、話を戻しまして、なぜ神様を”柱“と数えるのでしょうか??
それは、神様は柱におりてくると考えられているからです。
“依り代(よりしろ)”という言葉があります。
意味は、神様が依りつく物のことです。
つまり、柱は依り代なんですね。
今まで何となく見ていた柱も、今日から見方が変わります^^
今まで何となく見ていた古事記も、今日から見方が変わります^^
言葉の意味がわかるとおもしろ~い☆
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