【古代史講演会】「物部氏の東遷」参加してきました☆(2)

東京都港区で行われた講演会に参加してきました。

【古代史講演会】「物部氏の東遷」参加してきました☆(1)
のつづきです。

講演会のテーマは、
「物部氏の東遷ーようこそ神々のふるさとへー」
1.神話の神々を祭る山河
2.倭国の伝統の矜持(きょうじ)をもった北部九州の東地域
3.東地域にみられる神話と大和地名の残照
4.物部氏と尾張氏
でした。
※矜持(きょうじ)とは、自負、プライドのことです。

(主催 九州の歴史と文化を楽しむ会)

「先代旧事本紀 現代語訳」を書かれた女性の講師で、丁寧で初心者の私でもわかりやすい講演でした^^
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今日は、テーマ「1.神話の神々を祭る山河」について書きます^^

▷神話のふるさとはここ?

遠賀川・筑後川中上流域を中心とする北部九州の東領域は、日本神話のふるさとではないか。
『古事記』『日本書紀』の「筑紫の国」である。
(講演会資料より引用)

北部九州にある遠賀川(おんががわ)と筑後川(ちくごがわ)。

場所を見てみます。
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北部九州にご注目☆

遠賀川・筑後川
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この川の流域が、日本神話のふるさとではないか?というお話でした。

河川の合流するところや主だった山などに、日本神話の

天照大神(アマテラス)や高皇産霊尊(タカミムスヒ)の一族の神々

が祭られています。

資料をパシャリ
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(クリックで拡大します)

古事記や日本書記に出てくる神話の神々が、たくさん祭られています。

講師の女性が、「これほどまでに神話の神々が、地域の主要な山河に祭れているのは珍しい。」とおっしゃっていました。

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▷驚きの一致

北部九州の山河の名称は、大和の飛鳥と山の辺地方と一致する名称も驚くほどに多いのである。
(同資料より引用)

資料を見てみます。
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(クリックで拡大します)
※色は私が塗りました

「古典に記されている通りに、日本の神話は筑紫で生まれて、人々の東方への移動によって大和方面へ、地名とともにもたらされたようみられる。」とおっしゃっていました。

この名称の一致が何を示しているかというと…

日本の神話は筑紫(北部九州)で生まれて

人々の東方への移動

大和方面へ地名とともにもたらされた

これは古典に書かれている通り、ナノデス。

北部九州の山河の名称と、大和の飛鳥と山の辺地方の名称の一致は決して偶然ではなく、

筑紫から大和への人々の移動によるものだったんですね。

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そして…

この人々の大和への移動によって、あの大和朝廷の誕生です!

大和へ移った人々が大和朝廷を創始したのではないだろうか。
考えてみれば、実に単純シンプルな解答である。
(同資料より引用)

▷あらためて、結論☆

日本神話の「筑紫の国」その後の「筑前の国」として古来一度も国が分かれない福岡県の東部地域は、後世に中央政権によって強制的に設けられた境界でなく、自然発生的に形成されたコミュニティと考えるのが自然である。
(同資料より引用)

「筑紫の国」
後の—「筑前の国」
場所—福岡県 東部地域
○自然発生的に形成されたコミュニティ
○古来一度も分かれていない
○後世に中央政権によって強制的に設けられた境界ではない

→結論
福岡県の東部地域が、日本神話のふるさとではないか。

納得、すっきり!

最後までお読みいただきありがとうございました!
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