日本武尊(やまとたける)と、切ない和歌「君さらず~~」
先日、日本武尊(やまとたける)に会いに、
秩父の三峯神社(みつみねじんじゃ)に
行ってきました。
三峯神社には、日本武尊の
像があります。
赤まるのところに像があります
この像の前に、家族連れがいて、
お父さんが、奥さんや子どもたちに、
日本武尊と
そのお妃弟橘媛(おとたちばなひめ)の話を
しているようでした。
すると、奥さんが、
「へぇ~詳しいね。全然知らなかった」と
言って感心していました。
どんな話なのか、私も聞きたい!
と思ったのですが、
話が終わったようで、
帰っていってしまいました。
残念…。
でも、像の前で写真を撮って
その場を去る人が多い中、
日本武尊と弟橘媛のエピソードを
語っている人を見て、
うれしくなりました。
うれしくなったので、手にのせちゃいました♡
今日は、日本武尊がよんだ和歌を
千葉県の地名とともにご紹介いたします。
日本武尊が、
自分のために犠牲になってくれたお妃の
弟橘媛(おとたちばなひめ)を
想ってよんでいます。
君さらず
袖しが浦に立つ波の
その面影をみるぞ悲しき
きみ
君さらず—あなたは私の心の中から、消えることがありません
切なく染み入ります…
そして、「木更津(きさらず)」(千葉県)の地名が
この和歌から来ているという説もあり、
興味深いです。
私は関東にしか住んだことがないので、
古代史に出てくる九州や畿内の地名に
ピンとこないことがよくあります。
でもこうして、関東の地名が出てくると、
一気に身近に感じられますね。
「木更津の花火大会、また行きたいなぁ」
普段、なかなか、和歌をよむことがないですが、
「あなたは私の心の中から消えることがありません」
なんて。
一体、日本武尊と弟橘媛に何があったのでしょう?
というか、弟橘媛(おとたちばなひめ)って…??
この話は、また次回に…☆
イメージと違った三峯神社(笑)
あ、あれ…ずいぶん派手…
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