【古事記】1300年前を紐解く~神世七代(2)~

1300年前の古事記をただ今紐解き中☆

今回は長文なので、今日の目次をご紹介します^^

こんな流れで進めていきます↓↓↓
1)古事記の構成を簡単に
2)よむ(読み下し文)
3)みる~どう訳す?~
4)さぐる~その背景にあるモノ~
5)もう一度よむ(読み下し文)
6)現代語訳
7)最後に

それではさっそくスタートです!!

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古事記は上中下の3巻からできています。

古事記
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上巻—神様の世界
中巻—天皇の話(神様とコンタクトをとっていく天皇)
下巻—天皇の話(中国の儒教の影響が強い天皇)

【古事記】読む前に知っておきたい10のこと

今日は、上巻(神様の世界)の神世七代(1)を復習しつつ見ていきます。

古事記
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上巻—神様の世界
中巻—天皇の話(神様とコンタクトをとっていく天皇)
下巻—天皇の話(中国の儒教の影響が強い天皇)

≪上巻≫

別天つ神五柱
神世七代ココ
伊邪那岐命と伊邪那美命


▷よむ

読み下し文

【神世七代(かみよななよ)】
次に成れる神の名は、國之常立神(くにの とこたちの神)。

次に豐雲野神(とよくものの神)。

この二柱の神もまた、獨神(ひとりがみ)と成りまして、身を隱したまひき。

次に成れる神の名は、宇比地邇神(うひぢにの神)、次に妹須比智邇神(いも すひぢにの神)。

次に角杙神(つのぐひの神)、次に妹活杙神(いも いくぐひの神)。

次に意富斗能地神(おほとのぢの神)、次に妹大斗乃辨神(いも おほとのべの神)。

次に於母陀流神(おもだるの神)、次に妹阿夜訶志古泥神(いも あやかしこねの神)。

次に伊邪那岐神(いざなきの神)、次に妹伊邪那美神(いも いざなみの神)。

上の件の國之常立神以下、伊邪那美神以前を、幷(あは)せて神世七代(かみよななよ)稱ふ(いふ)。

今日も多くの神様の登場です。

全員覚える必要はないですが、せっかくなので全員を紐解いていきます☆

▷みる~どう訳す?~

●國之常立神(くにの とこたちの神)—国土の根元になる神。

●豐雲野神(とよくものの神)—国土の根元になる神。

●宇比地邇神(うひぢにの神)&妹須比智邇神(いも すひぢにの神)—土地を鎮める男女一対の神。

●角杙神(つのぐひの神)&妹活杙神(いも いくぐひの神)—村落の境界をなす男女一対の神。

●意富斗能地神(おほとのぢの神)&妹大斗乃辨神(いも おほとのべの神)—大門(おおと)の父母。区切るため男女一対の神。

●於母陀流神(おもだるの神)&妹阿夜訶志古泥神(いも あやかしこねの神)—顔や人体を神格化した男女一対の神。

●伊邪那岐神(いざなきの神)&妹伊邪那美神(いも いざなみの神)—誘い合う男女一対の神。

単独の神様と、ペアの神様がいるなぁ~と思っていただければオーケーです^^

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▷さぐる~その背景にあるモノ~

●妹(いも)—散文の「妹」は字の通り(いもうと)、詩の「妹」は恋人と訳すので、古事記は兄と妹の「妹」なんです。

●意富斗能神(おほとのの神)—地(ぢ)→父(ぢ)で、父親を表しています。

●妹大斗乃神(いも おほとのの神)—辨(べ)→母(べ)で、母親を表しています。

於母陀流神(おもだるの神)—於母はを表しています。

●妹阿夜訶志古泥神(いも あやかしこねの神)—阿夜は「あぁ」、訶志古は「恐れ多い」、泥は「人」を表しています。

漢字の羅列ばかりが気になる神様の名前ですが、それぞれの漢字に意味があるんですね。

▷もう一度よむ

読み下し文

【神世七代(かみよななよ)】
次に成れる神の名は、國之常立神(くにの とこたちの神)。

次に豐雲野神(とよくものの神)。

この二柱の神もまた、獨神(ひとりがみ)と成りまして、身を隱したまひき。

次に成れる神の名は、宇比地邇神(うひぢにの神)、次に妹須比智邇神(いも すひぢにの神)。

次に角杙神(つのぐひの神)、次に妹活杙神(いも いくぐひの神)。

次に意富斗能地神(おほとのぢの神)、次に妹大斗乃辨神(いも おほとのべの神)。

次に於母陀流神(おもだるの神)、次に妹阿夜訶志古泥神(いも あやかしこねの神)。

次に伊邪那岐神(いざなきの神)、次に妹伊邪那美神(いも いざなみの神)。

上の件の國之常立神以下、伊邪那美神以前を、幷(あは)せて神世七代(かみよななよ)稱ふ(いふ)。

この後から現代語訳を記載しますが、眠くなった人は飛ばしていただいてかまいません(笑)

大まかに言うと、「いろんな神様が出現しました。めでたし」です。

▷現代語訳

次に出来上がった神の名前は、國之常立神(くにの とこたちの神)だった。次に豐雲野神(とよくものの神)だった。
この二人の神様もまた、独りで生まれて身を隠した。

次に出現した神の名前は宇比地邇神(うひぢにの神)、次に妹須比智邇神(いも すひぢにの神)だった。
次に角杙神(つのぐひの神)、次に妹活杙神(いも いくぐひの神)。
意富斗能地神(おほとのぢの神)、次に妹大斗乃辨神(いも おほとのべの神)。
次に於母陀流神(おもだるの神)、次に妹阿夜訶志古泥神(いも あやかしこねの神)。
次に伊邪那岐神(いざなきの神)、次に妹伊邪那美神(いも いざなみの神)。

この國之常立神(くにの とこたちの神)から伊邪那美神(いざなみの神)までを総称して、神世七代と言います。

そのうち始めの二人の独神は、各一代と数える。

次の(宇比地邇神からの)十人の神は二人で一代と数える。

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▷最後に

ここまでお疲れさまでした!

漢字ってお腹いっぱいになるんですね。

(笑)

神様の出現が止まりません。

古事記を紐解く前は、何でこんなに神様だらけなの??こんなに必要??と思っていましたが、必要なんですね~。

その理由は、このまま紐解いていくとはっきりします☆

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「それで結局、この記事から何を読み取ればいいんだっけ?」

ブログや記事を読んでいてよくあるのですが、今日のブログ「神世七代(2)」もそうならないようにまとめを書こうと思っていたのですが、長くなってしまったので、改めて☆
→まとめ編書きました♪
古事記ブログ 神世七代(3)

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