昔のプロポーズ~古事記の世界~

昔のプロポーズは今と違って、名前を尋ねるんだそうです。

「誰(た)が女(むすめ)ぞ。」
-あなたは誰の娘ですか?

そして名前を答えたら結婚をOKしたことになります。

古事記を見てみましょう。

ニニギの命が鹿児島県の美人にプロポーズする場面です。

※ニニギの命は神様で、天照大御神の孫です。

「誰(た)が女(むすめ)ぞ。」と問ひたまへば、答へ白ししく、「大山津見神の女、名は神阿多都比賣、亦の名は木花の佐久夜毘賣と謂ふ。」とまをしき。

(『古事記』木花の佐久夜毘売より引用)

現代語訳
「あなたは誰の娘ですか?」と尋ねると、「私は大山津見神の娘で、名前は神阿多都比賣(かむあたつひめ)、またの名前は木花(このはな)の佐久夜比賣(さくやびめ)と言います。」と答えました。

ニニギの命に名前を聞かれて答えているので、木花の佐久夜比賣は、婚姻を承諾したことになります。

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昔の人は親や配偶者しか名前(本名)を知りません。

それだけ名前が特別なモノで、名前を尋ねられて答えるというのは、特別のことなんです。

それにしても、「木花の佐久夜比賣」(このはなのさくやびめ)。

可憐な響きですね☆

「木花」→を表していて、美人を木の花の美しさに例えた名前だそうです。

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